ICT-2議長、7月の暴動事件のペースに疑問

[The Daily Star]国際刑事裁判所第2部の委員長、ノズルル・イスラム・チョウドリー判事は昨日、検察に対し、昨年7月の暴動中に犯された犯罪に関する訴訟の処理が遅れているかどうかを質問した。

法廷審理中、彼は検察官のアブドゥス・ソブハン・タラフダー氏に「タラフダーさん、手続きが遅いのですか?」と尋ねた。これに対し、法廷に出席している検察官の中で最年長のタラフダー氏は、「いいえ、いいえ。もし手続きが遅いなら、これらの事件の審理がこんなに早く予定されることはなかったでしょう。当初の期限は7月10日に設定されていましたが、この事件の審理は今日(昨日)既に予定されていました」と答えた。

するとチョウドリー判事は「しかし、新たな事例は出てきませんね…」と発言した。

一方、法廷は、ランプルのベグム・ロケヤ大学の学生、アブ・サイード氏の殺害をめぐる訴訟に関連して、関係する刑務所当局に対し、7月22日にラフィウル・ハサン氏とムハンマド・アノワール・パルヴェジ氏の2名の被告を法廷に出廷させるよう指示した。

また、裁判所は逃亡中の被告24人に対し、同事件で7月22日に裁判所に出廷するよう求める通告を新聞2紙に掲載するよう命じた。

逃亡中の被告には、BRUR元副学長のハシブル・ラシッド教授と、ランプール首都圏警察の元長官のムハンマド・モニルザマン氏が含まれている。

アブ・サイード氏は昨年7月16日、政府職員の割り当て制度に反対する学生主導の抗議活動中にランプルで射殺された。

もう一つの展開として、昨年8月5日にアシュリアで学生デモ参加者6人が射殺され、そのうち5人が焼死し、残りの1人は生きたまま焼死したと報じられている事件で、法廷は逃亡犯8人に関する報告書を7月16日に提出する予定となっている。これまでに8人の容疑者が逮捕されている。


Bangladesh News/The Daily Star 20250714
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/ict-2-chair-questions-pace-july-uprising-cases-3938936