[Financial Express]パリ、7月18日(AFP): 欧州各国の外交官らは木曜日、イラン外務省に対し、イランが核合意で進展を示さなければ国連制裁を再開する決意を伝えたとフランス外務省が明らかにした。
フランス外務省によると、英国、フランス、ドイツ、欧州連合の外交官らはイランのアラグチ外相に対し、「夏の終わりまでに」テヘランの核開発計画に関する合意に向けて具体的な進展がない場合、「すべての対イラン国際制裁の再発動を可能にする『スナップバック』メカニズムを使う決意」を伝えた。
彼らは、イランの核計画に関して「強固で検証可能かつ永続的な合意に達するために、遅滞なく外交の道に戻ることの緊急性」をイランに納得させるために圧力をかけている。
6月にイスラエルと米国がイランの軍事施設と核施設を攻撃して以来、テヘランの核計画の現状については多くの憶測が飛び交っている。
米国が離脱した2015年のイラン核合意には、協定不履行の場合にはスナップバックメカニズムを通じてイランに対する国連制裁を再発動できる条項がある。
協定は10月に失効する予定であるため、欧州の外交官らは8月末までの進展を求めている。
イランと米国は4月以来、オマーンの仲介者を通じて数度にわたる交渉を行ってきたが、6月13日にイスラエルがイラン攻撃を開始した。ワシントンもイランへの攻撃を実施し、核協議は事実上終結した。
戦闘の終結以来、イランと米国の両国は交渉のテーブルに戻る意向を示しているが、テヘランは原子力の平和利用の権利を放棄しないとしている。
イランの最高指導者アリー・ハメネイ師の顧問は月曜日、イランがウラン濃縮活動を放棄することを条件に米国との新たな核協議は行われないだろうと述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250719
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/europeans-to-reimpose-iran-sanctions-if-no-progress-on-n-deal-france-1752853827/?date=19-07-2025
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