海上安全保障:米国がバングラデシュのUAS開発を支援

海上安全保障:米国がバングラデシュのUAS開発を支援
[The Daily Star]米国はバングラデシュの陸軍および海軍と協力して、同国向けの無人航空システム(UAS)能力の開発に取り組んでいると、ダッカ駐在の米国大使館が昨日の声明で述べた。

「陸軍と海軍で構成されるバングラデシュ連隊が新型RQ-21ブラックジャックシステムを運用する。この共同作業により、バングラデシュは海域の監視、国境の安全確保、平和維持活動の実施が可能になる」と声明は述べた。

声明ではさらに、米国とバングラデシュは長年にわたる協力関係を継続し、共通の安全保障上の利益を強化する新たな能力を提供するため、今夏に3回の合同軍事演習を実施する予定であると付け加えた。

バングラデシュ軍と米軍の努力は両国をより強くし、地域をより安全にすることに貢献すると付け加えた。

バングラデシュ陸軍と米太平洋陸軍は4年連続で「タイガーライトニング演習」を実施する。

「現実的な訓練を通じて、我々の兵士らは対テロ、平和維持、ジャングル作戦、医療避難、即席爆発装置(IED)への対処への備えを養うだろう」と声明は述べた。

また、両国の特殊部隊が戦闘任務を練習する合同訓練演習「タイガーシャーク2025」も実施する予定だ。

声明によれば、2009年から続いているこの演習では、巡視艇の操縦や小火器の射撃訓練が行われ、バングラデシュの特殊戦闘潜水・救助部隊と空挺部隊旅団の危機対応能力が強化されることになる。

「この合同演習のハイライトの一つは、両国が米国の装備を使用することだ」と声明は述べた。

バングラデシュとの4回目の演習となる「パシフィック・エンジェル演習」では、災害救援の空中投下や空中機動作戦に不可欠なC-130機隊が、米バングラデシュ防衛関係の特徴の一つとして注目されることになる、と米国大使館は述べた。

また、同演習は捜索救助(SAR)と航空医療活動にも重点を置いており、バングラデシュの人道的災害への対応能力をさらに向上させると付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250721
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/armed-forces/news/maritime-security-us-helping-bangladesh-develop-uas-3944136