エア・インディアのジェット機がムンバイでの着陸時に滑走

[Financial Express]ムンバイ、7月21日(ロイター): エア・インディアのエアバスA320型機が21日、ムンバイ国際空港で激しい雨の中、着陸の際に滑走路を外れ、滑走路が一時閉鎖され、機体のエンジンの一つの下部が損傷した。

エア・インディアは、乗客乗員全員がその後降機したと発表したが、負傷者の有無については明らかにしなかった。エア・インディア2744便は、南部ケララ州コーチからムンバイへ飛行していた。

ムンバイ空港は声明で、「滑走路逸脱」と称する事象により「空港の主滑走路に軽微な損傷が報告された」とし、運航継続を確保するため副滑走路を稼働させたと述べた。

エア・インディアは、同機は点検のため運航停止となっていると付け加えた。

タイムズ・オブ・インディア紙は関係者の話として、着陸後に機体のタイヤ3本が破裂したと報じた。NDTVとインディア・トゥデイのテレビ映像では、エンジンの外装が損傷し、明らかにひび割れが生じている様子が映し出されていた。

エア・インディアは、先月インドのアーメダバード市でボーイング787ドリームライナーが墜落し、260人が死亡した後、厳しい調査を受けている。

欧州連合航空安全機関は今月初め、傘下の格安航空会社エア・インディア・エクスプレスがエアバスA320のエンジン部品を適時に交換せよという指示に従わず、遵守を示す記録を偽造していたとロイターが報じたことを受け、同社を調査する計画を発表した。


Bangladesh News/Financial Express 20250722
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/air-india-jet-skids-during-landing-in-mumbai-1753124011/?date=22-07-2025