サウジアラビア代表団はシリアに数十億ドルの投資を目指す

[Financial Express]リヤド、サウジアラビア、7月23日(AFP): 100人を超える投資家からなるサウジアラビア代表団は、戦争で荒廃したシリアの復興を支援するために数十億ドル規模の取引を確保することを目的とした会議に先立ち、水曜日にダマスカスに到着した。

石油資源に恵まれたこの湾岸王国は、14年間続いた内戦の末、昨年12月にイスラム主義勢力主導の反政府勢力が長年統治してきたバッシャール・アサド大統領を倒し、権力を掌握したシリア新政府の主要な支援国の一つとなっている。

サウジ国営放送局アル・エフバリヤーは、同国の投資大臣ハリド・アル・ファリハ氏が120人の投資家を含む代表団を率いて、150億リヤル(40億ドル)相当の契約締結を目指していると報じた。

サウジ投資省は火曜日、フォーラムの目的は「協力の機会を探り、持続可能な開発を促進し、両兄弟の利益にかなう協定に署名すること」だと述べた。

ドナルド・トランプ大統領は今月初め、イスラエルが新政権との関係を模索する中、シリアを世界経済に再統合させることを期待し、シリアに対する米国の制裁を正式に解除した。トランプ大統領は5月、サウジアラビアとトルコからの要請を受け、シリアに対する制裁の大部分を解除した。

米大統領は5月にサウジアラビアを訪問した際にシリア暫定指導者のアハメド・アル・シャラーと会談した。これは、この元イスラム過激派が2月にアサド大統領を追放して以来初めて外遊してリヤドを訪れてから数カ月後のことだった。

今年初め、サウジアラビアとカタールはシリアの世界銀行に対する債務総額約1500万ドルを返済することを約束した。

国を統一するとの誓いにもかかわらず、ダマスカスの新政府は秩序維持に苦戦しており、少数派グループを巻き込んだ致命的な衝突がシリアの安定に疑問を投げかけている。


Bangladesh News/Financial Express 20250724
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/saudi-delegation-aims-to-invest-billions-in-syria-1753294591/?date=24-07-2025