ロシアとウクライナの貿易攻撃

[Financial Express]モスクワ、7月24日(BBC):イスタンブールで3回目の短い停戦協議が終了してから数時間後、モスクワとキエフ両国による無人機攻撃により、ロシアで2人、ウクライナで3人が死亡した。

ウクライナ東部のハルキフ地方で起きた攻撃の後、住宅の瓦礫の中から3人が死亡しているのが発見され、チェルカースィ市とザポリージャ市では数人が負傷した。

当局によると、黒海の港湾都市オデッサにあるユネスコ世界遺産の有名なプリヴォズ市場も攻撃を受け、一夜の攻撃で市内各地で火災が発生した。

一方、ロシア当局は、ロシアのクラスノダール地方ソチでウクライナの無人機による夜間攻撃があり、2人が死亡、11人が負傷したと発表した。

木曜日の朝、ロシア軍はウクライナの都市ハリコフへの新たな攻撃を行い、33人が負傷した。ウクライナとロシアの代表団は水曜日の夜、イスタンブールで第3回停戦協議に臨んだ。

会談開始前、どちらの側も進展に大きな期待を抱いていなかったようだ。ウクライナ代表団長によれば、会談はわずか1時間しか続かなかったという。

ロシア代表団長のウラジミール・メジンスキー氏は、両国が1,200人の捕虜を交換することで合意し、ロシアは戦死したウクライナ兵の遺体3,000体をキエフに移送することを申し出たと述べた。

しかし、すでに4年目に入った紛争を終わらせるための具体的な措置は取られず、双方が相手が自分たちの考えを拒否したと非難した。

「我々は突破口を期待していなかった。突破口はほとんどあり得ない」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は木曜日に述べた。

会談に先立ち、ウクライナ代表団長のルステム・ウメロフ氏は、キエフにとっての「優先事項」は、ロシアのプーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談を8月末までに実現させることだと述べた。

しかしペスコフ氏は両大統領の会談は「時期尚早」だと述べ、この考えに冷水を浴びせた。

「彼ら(ウクライナ)は本末転倒な行動をとっている」と述べ、そのような会談が実現するまでにはさらに多くの作業が必要だと付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250725
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/russia-ukraine-trade-attacks-1753372941/?date=25-07-2025