グローバルオペレーターと外国の技術がCTG港の効率向上の鍵:アドバイザー

グローバルオペレーターと外国の技術がCTG港の効率向上の鍵:アドバイザー
[The Daily Star]海運顧問のM・サカワット・フセイン氏は昨日、チッタゴン港の運営効率を高めるために世界的なオペレーターを任命し、外国の技術的専門知識を導入する必要性を強調した。

彼はチッタゴン港の新係留コンテナターミナル(NCT)を訪問した際、記者団に対しこの発言をした。

訪問中には、チッタゴン港湾局(CPA)のSMモニルザマン委員長少将、港湾の上級職員、およびチッタゴン乾ドック株式会社(CDDL)の職員も同席した。

政府がNCTの運営業者を外国に委託する動きについて、顧問は「これはあくまでも運営業者の話だ。私が港湾の管理について話しているのではないことを忘れないでほしい。運営業者と管理は別問題だ。管理は我々が管理することになる」と明言した。

「我々は前進したい。世界の舞台に進出したい。自分たちの世界に閉じこもりたくない」と彼は語った。

政府は最近、NCTの暫定的な運営責任を、以前の運営会社であるサイフ・パワーテック・リミテッドに代わり、バングラデシュ海軍が運営するCDDLに6ヶ月間移管した。CDDLは、外国の運営会社が任命されるまで、引き続きターミナルの運営を行う。

政府は現在、ターミナルの運営についてUAEに拠点を置くDPワールド社と協議中だ。

「私たちがやろうとしているのは、古い運営業者に代わる新しい運営業者を任命することだけです。目的は効率性の向上だけです。私は世界中の港湾運営を視察して見てきました。個人的な関心はありません。私はチッタゴンの住民ですらないのですから」とアドバイザーは述べた。

退任する民間運営業者について、彼は「過去17~18年間、NCTと別のターミナルを運営してきた民間運営業者は良い仕事をしてきた。しかし、政府は今、彼らと比べてこのターミナルをより効率的に運営するための主導権を握っている」と述べた。

サカワット氏は、チッタゴン港は世界の多くの港に比べて遅れていると述べた。

同氏は国際施設への視察を例に挙げ、「同国の輸出コンテナのかなりの部分は積み替えのためシンガポール港に送られる。これらのコンテナはシンガポール港に2日以上留まることはできない」と指摘した。

同氏は、シンガポールや他の多くの国の港の大半は民間企業によって運営されていると付け加えた。

「効率性を高めるには海外から技術的ノウハウを持ち込む必要がある」と彼は語った。

「現在、我々は港湾を効率的に運営している。しかし、効率性をさらに高めるためには、国際的な舞台に進出する必要がある」と彼は述べた。

アドバイザーによれば、港が真に国際舞台に参入できるのは、世界的な運営会社が関与する場合のみだという。

サカワット氏は、NCTの業績が最近改善したことについて、CDDLが引き継いで以来、ターミナルでのコンテナ取扱量が平均30パーセント増加したと述べた。

彼は、次に任命されたオペレーターがこの改善を維持してくれることを期待していると述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250726
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/global-operator-foreign-tech-key-boosting-ctg-port-efficiency-adviser-3947671