重要文書の破壊を計画:PBI

重要文書の破壊を計画:PBI
[The Daily Star]警察捜査局(PBI)は昨日、首都のBIAM財団ビル内にあるBCS(行政)福祉多目的協同組合事務所で起きた放火は、重要文書を破壊するために故意に放火されたと発表した。

PBI当局者は、放火は協同組合の職員を含むグループによって計画され実行されたと述べた。

この事件では、人工知能(AI)を活用して重要容疑者を特定し、これまでに協同組合職員を含む2人が逮捕されている。

火災は2月27日午前3時20分頃、建物の504号室で爆発が起こり発生した。爆発で協同組合の事務所が全焼し、証書、土地譲渡書類、売買契約書などの公文書のほか、小切手帳、電化製品、家具、エアコンなどが焼失した。

事務員のアブドゥル・マレクさんはその場で死亡し、協同組合の事務局長の運転手だったムハンマド・ファルクさんは火傷で後に死亡した。

当初、警察は火災の原因をエアコンの爆発と疑っていた。しかし、協同組合の事務局長で元事務局長のモシウル・ラーマン氏が告訴したことを受け、PBI(警察捜査局)が捜査を開始し、不法行為を示唆する証拠を発見した。

首都カリヤンプールのPBI事務所で開かれた記者会見で、PBI長官のアブドゥル・ラーマン氏は、捜査員が防犯カメラの映像を調べたところ、覆面をした人物が5階に侵入し、防犯カメラを無効にしていたのを発見したと述べた。

AIテクノロジーを使用して、その人物はアシュラフル・イスラムであると特定され、後にクリグラムで逮捕された。彼の発言により、ダッカのボシュンダラ地区在住のBIAM行政官ザヒドゥル・イスラム氏が逮捕された。

ラーマン氏によると、アシュラフール氏とザヒドゥル氏はクリグラムで知り合いだったという。事件の数か月前、ザヒドゥル氏はアシュラフール氏をダッカに連れて行き、三つ星ホテルに宿泊させたという。

捜査官によると、ザヒドゥル、アシュラフール、マレク、ファルクの4人は機密文書の破壊を目的として放火を計画した。ザヒドゥルは任務完了後、100万~120万タカを支払うと約束していたと伝えられている。

事件当夜、アシュラフールは防犯カメラの電源を切った。マレクとファルクはオフィスに入り、重要書類にガソリンをかけ、火をつけた。アシュラフールは、部屋を揺るがす大爆発が起こる直前に現場を離れた。

マレクは即死し、ファルクは重度の火傷を負った。アシュラフールは建物から逃げ出し、ホテルに戻った。その後、ザヒドゥルは現場に駆けつけ、アシュラフールの助けを借りてファルクを国立火傷・形成外科研究所に搬送したが、ファルクは治療中に死亡した。

PBIは、犯人は爆発を予期しておらず、文書を焼却する意図のみを持っていたと述べた。破壊された文書の性質と内容は現在も捜査中である。

「捜査の第一段階は完了した」とラーマン氏は述べた。「今後は、文書の内容と、他者の関与の有無の特定に努める」

「防犯カメラの1台は電源が入っていませんでしたが、他のカメラは作動していました。そこからアシュラフール容疑者のマスク姿の画像を見つけ、彼が以前に事務所を訪れていたことに基づいて身元を特定しました」と彼は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250729
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/planned-attempt-destroy-key-documents-pbi-3949951