[Financial Express]オリヒウ、7月29日(ロイター):ウクライナ当局によると、ロシア軍がウクライナ南東部の最前線地域の刑務所を空爆し、20人が死亡、42人が負傷した。
ザポリージャでの夜間の攻撃は周辺の住宅にも被害を与えたと、同地域の指導者イヴァン・フェドロフ氏は述べた。ロシア軍は高性能爆薬である滑空爆弾を使った8回の攻撃を実施したと付け加えた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが刑務所敷地内で「意図的な攻撃」を行ったことを非難し、停戦は「ずっと前から実施されていた可能性がある」にもかかわらず、モスクワがウクライナ人を殺害したと非難した。
ザポリージャは、ロシアが2022年以降に併合したと主張するウクライナ東部の4つの地域のうちの1つだが、同地域の大部分はウクライナの支配下にある。
ウクライナ法務省は、ビレンケ刑務所に4発の爆弾が着弾し、食堂、管理本部、隔離区域が破壊されたと発表した。死傷者は全員受刑者だったと付け加えた。
ロシア軍は、2022年にウクライナへの本格的な侵攻が始まって以来、ザポリージャを頻繁に標的にしている。
ウクライナの人権委員は、拘留されている人々は生存権や保護の権利を失っていないため、刑務所への攻撃は重大な人道法違反であると述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は月曜日、ロシアに対し厳しい最後通牒を突きつけ、停戦合意に至らなければ「10日か12日」以内に制裁措置を科すと警告した。訪問中のスコットランドで記者団に対し、トランプ大統領は「おそらく今夜か明日には発表するだろう」と述べ、「答えが分かっているなら、待つ理由はない」と付け加えた。
ゼレンスキー大統領はトランプ大統領の「非常に重要な発言」を称賛し、ロシアは「世界の時間を無駄にしている」と述べた。トランプ大統領は7月初め、クレムリンに対し、キエフとの停戦合意に至らなければ経済制裁を受けるという50日間の期限を設定したが、この警告もロシアの攻撃の集中砲火を止めるには至っていない。
Bangladesh News/Financial Express 20250730
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/20-people-killed-42-others-injured-1753805315/?date=30-07-2025
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