トンギの死の排水路

トンギの死の排水路
[The Daily Star]ガジプールのトンギ全域に渡って開いたまま警備されていない排水溝が致命的な罠と化し、歩行者、衣料品労働者、学童、高齢者、バイク運転者等に常に脅威を与えている。

最近の死亡事故を含め、度重なる事故にもかかわらず、当局は有効な対策を講じていない。

7月30日、消防隊員らはトンギの排水溝に転落したファリア・タスニム・ジョティさんの遺体を発見した。遺体は、排水溝が流れ込むシャリクチュラ・ビール川のホテイアオイの茂みの下から発見された。

ダッカ・マイメンシン高速道路沿いのボードバザールからトンギのホセイン市場までの4キロの地域を調査したところ、蓋のない排水溝とマンホールが少なくとも25カ所あることがわかった。

一部の場所では、細い竹の棒や赤い布が仮の警告として使われています。雨が降るとマンホールが水没し、歩行者は気づかずに危険な場所に足を踏み入れてしまいます。地元の人々によると、これらの道路は何千人もの人々の日常の通行路となっているそうです。

衣料品工場労働者のアブル・ホセインさんは「明かりがないと、開いたマンホールはさらに危険になる」と語った。

ガジプール・クレセント病院の近くには、2つのマンホールが大きく開いたままになっている。

もう一人の作業員、イスマイル・ホサインさんは「数日前にも誰かがここに落ちた。通行人が彼を引き上げた」と話した。

ガチャの人力車引きのアミール・ホサインさんは、「白昼堂々マンホールの蓋が盗まれるのを見たことがある。誰も止めない。蓋は後に金属スクラップとして売られる」と付け加えた。

クニア・タルガッチの住民イマン・アリさんは、自分の地域だけで5つの開いたマンホールを指差した。「これだけ交通量が多いと、いつ誰かが落ちてもおかしくない」

質問に対し、ガジプール市役所のアル・アミン・パルベズ事務次官は「責任は逃れられない。市内の開いている排水溝やマンホールをすべてリストアップし、封鎖するよう指示を受けている。作業は既に始まっている」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250803
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/tongis-drains-death-3953711