ドイツ財務相、ワシントン訪問で鉄鋼割当を推進へ

[Financial Express]ベルリン、8月4日(ロイター):ドイツのラース・クリングバイル財務相は、月曜日遅くにスコット・ベセント米財務相と会談し、欧州連合(EU)と米国との貿易協定に鉄鋼輸出の割当制度を盛り込むよう主張するとラジオ放送で語った。

「鉄鋼の割当制度の話が出ているが、もしあれば良いと思う」とクリングバイル氏はワシントンでの会合を前に月曜日、ラジオのドイツフンクで語った。

クリングバイル氏は、締結された貿易協定にはまだ確定していない条項がいくつかあり、鉄鋼はドイツ経済と雇用にとって特に重要な問題だと述べた。

交渉の責任はEUにあるものの、クリングバイル氏は「アメリカ政府がどのような措置を取る用意があるのか、解決策はどのようなものになるのかを探るつもりだ」と述べた。

7月にEUとトランプ大統領が締結した貿易協定は、安堵と怒りの入り混じった反応を示した。大半の製品に対する関税は15%に設定されたが、鉄鋼やアルミニウムなど50%の関税がかかる特定分野については交渉が続いている。

ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は金曜日、EUは米国と鉄鋼について交渉し、あまり高い関税をかけずに輸出できる割当量に焦点を合わせると述べた。

クリングバイル氏はまた、EUが約束した投資やエネルギー部門への投資など、貿易紛争におけるその他の未解決の詳細についても早急に明らかにするよう求めた。

「それは数日以内に起こるはずだ」と彼は言った。


Bangladesh News/Financial Express 20250805
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/german-finance-minister-to-push-for-steel-quotas-on-washington-trip-1754322182/?date=05-08-2025