ファイザー、ビオンテック、GSK、キュアバックとコロナワクチンで和解

[Financial Express]フランクフルト、8月8日(AFP):米製薬大手ファイザーとドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックは、新型コロナウイルス感染症ワクチンをめぐる米国の法廷闘争を解決するため、英グラクソ・スミスクラインと独キュアバックに7億4000万ドルとロイヤルティを支払う予定だとキュアバックが金曜に発表した。

キュアバックによると、ロイヤルティは米国での新型コロナウイルスワクチンの売上高の「1桁」パーセントに相当するという。

ドイツ企業はさらに、ファイザーとバイオンテックに、米国でmRNAベースの新型コロナウイルスおよびインフルエンザ製品を製造・販売する非独占的ライセンスを付与すると付け加えた。

2020年からキュアバック社と提携し感染症用のmRNAワクチンを開発してきたGSKは、インフルエンザ、新型コロナウイルス、および「関連する組み合わせmRNAワクチン製品」の米国での売り上げの1%のロイヤルティに加え、3億7000万ドルを受け取る予定だと述べた。

キュアバックは2022年にドイツのライバル企業ビオンテックを提訴し、ビオンテックがファイザーと共同で大ヒットのコロナウイルスワクチン「コミーナティ」を製造するにあたり、mRNA技術に関する特許を侵害したと主張した。

死滅または不活化された標的ウイルスの何らかの形を含む従来のワクチンとは異なり、mRNA ワクチンには、標的ウイルスに特有のタンパク質を生成するように人間の細胞に指示する遺伝物質が含まれています。

ウイルスを研究室で培養する必要がないため、mRNAワクチンは理論上、従来のワクチンよりも迅速に大規模に開発できる。


Bangladesh News/Financial Express 20250809
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/pfizer-biontech-reach-covid-jab-settlement-with-gsk-curevac-1754674909/?date=09-08-2025