米国はパレスチナ国家を承認する「計画はない」

[Financial Express]ロンドン、8月9日(AP通信): 米国のJ・D・ヴァンス副大統領は金曜日、ロンドン南部の邸宅で英国のデービッド・ラミー外相と会談し、両首脳は、議題には世界経済、イスラエルとハマスの戦争、ロシアによるウクライナへの全面侵攻などが含まれると述べた。

会談前に記者団の質問に答えたバンス氏は、イスラエルがガザ地区での停戦に同意しない限り、英国が9月にパレスチナ国家を承認すると決定したことに触れ、「ガザ地区には機能する政府が存在しないので」、そのような承認が何を意味するのかさえ分からないと述べた。

イスラエルがガザ市を占領する意向を発表したことをトランプ大統領が事前に知らされていたかとの質問に対し、バンス氏はそのような話には触れないと述べた。

「もし世界のその地域に平和をもたらすことが容易であったなら、すでに実現されているはずだ」と彼は語った。

この会談は、ワシントンとロンドンの間で、ロシアとウクライナ、そしてイスラエルとハマスの間の戦争を終結させる最善の方法を巡る議論が交わされる中で行われた。また、英国は米国への鉄鋼・アルミニウム輸出に関して有利な条件の提示を試みており、両国は6月末に発表されたより広範な貿易協定の詳細を詰めている。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は

トランプ大統領は木曜日、来週にはドナルド・トランプ米大統領と会談したいと表明した。この発言は、トランプ大統領がモスクワに対し、ウクライナでの約3年半に及ぶ戦争の終結に向けた進展を示すよう求める期限の前日に行われた。


Bangladesh News/Financial Express 20250810
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