イランの最高安全保障機関の長がイラクとレバノンを訪問

イランの最高安全保障機関の長がイラクとレバノンを訪問
[Financial Express]テヘラン、8月11日(AFP):イランの最高治安機関のトップ、アリ・ラリジャニ氏は月曜日にイラクを訪問し、その後レバノンに向かう予定。レバノン政府は、イランの同盟組織ヒズボラの武装解除計画を承認したと国営メディアが報じた。

「アリ・ラリジャニ氏は今日(月曜日)イラクとレバノンに向けて出発し、3日間の訪問を行う。先週の就任以来初の外遊となる」と国営テレビが報じた。

ラリジャニ氏はレバノンに向かう前にイラクで二国間安全保障協定に署名し、レバノンの高官や有力者と会談する予定。

彼のレバノン訪問は、レバノン政府が同国の同盟組織ヒズボラの武装解除の計画に強い反対を表明した後に行われたもので、ベイルートはこの姿勢を「甚だしく容認できない干渉」と非難している。

「レバノン政府との協力は長期にわたり、深いものです。様々な地域問題について協議しています。今回の件に関しては、レバノン政府関係者やレバノンの有力者と協議しています」と、ラリジャニ外相は出発前に国営テレビで述べた。

レバノンにおいて、我々の立場は既に明確です。レバノンの国家統一は重要であり、いかなる状況においても維持されなければなりません。レバノンの独立は依然として我々にとって重要であり、我々はそれに貢献していきます。

イラン外務省報道官エスマイル・バガイ氏は月曜日、ラリジャニ氏の訪問は「中東地域の平和維持に貢献することを目的としている」と述べた。

同氏は、イランはレバノンの「シオニスト政権(イスラエル)の侵略から自国を防衛する権利」を認めているとし、これは「軍事力と兵器なしには不可能」だと付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250812
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/head-of-iran-top-security-body-visits-iraq-lebanon-1754935526/?date=12-08-2025