[Financial Express]ガザ、8月11日(ロイター):パレスチナ人は11日、ガザ市東部の地域で数週間ぶりの激しい爆撃があったと報告した。これはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が同地区への新たな大規模攻撃を「かなり早期に」完了させると見込んでいると発言したわずか数時間後のことだった。
空爆により、アル・シーファ病院敷地内のテントにいたアルジャジーラの著名な特派員アナス・アル・シャリフ氏を含むジャーナリスト6人も死亡した。
目撃者らによると、イスラエル軍の戦車と航空機が月曜日、ガザ地区北部の東郊サブラ、ゼイトゥーン、シェジャイアの3都市を空襲し、多くの家族が西側へ避難したという。
ガザ市の住民の中には、ここ数週間で最悪の夜の一つだったと話す者もおり、軍が同市へのより深刻な攻撃を準備しているのではないかという懸念が高まっている。パレスチナ武装組織ハマスによると、同市は、同地区の北端から住民を追われた後、現在約100万人を避難させている。
イスラエル軍は、同地域のハマス武装勢力に対し自軍が砲撃を行ったと発表した。新たに承認されたイスラエル軍の攻撃の一環として、ガザ市への部隊の進攻を示す兆候は地上には見られず、今後数週間以内に開始される見込みはない。
「まるで戦争が再開したかのような音だった」と25歳のアムル・サラーさんは語った。「戦車が家屋に砲弾を発射し、数軒の家屋が被弾した。飛行機はいわゆる「火の輪」を運んでいた。そこから数発のミサイルがガザ東部の道路に着弾した」と、同さんはチャットアプリを通じてロイター通信に語った。
オーストラリアは認める
パレスチナ国家
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は月曜日、来月の国連総会でパレスチナ国家を承認すると発表した。フランス、英国、カナダも同様の発表をしており、今回の動きはイスラエルに対する国際的圧力を強めるものとなる。
「オーストラリアは、二国家解決、ガザの停戦、人質解放に向けた国際的な勢いに貢献するため、9月の第80回国連総会でパレスチナ国家を承認する」とアルバネーゼ氏は声明で述べた。
アルバネーゼ氏はキャンベラで記者団に対し、承認は、イスラム過激派組織ハマスが将来のいかなる国家にも関与しないという約束を含め、オーストラリアがパレスチナ自治政府から得た約束に基づくものだと語った。
Bangladesh News/Financial Express 20250812
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israel-steps-up-gaza-bombing-1754935492/?date=12-08-2025
関連