国連、ミャンマー治安部隊が組織的な拷問に関与していると発表

[Financial Express]ヤンゴン、8月12日(ロイター): 国連調査団は火曜日、ミャンマー治安部隊による組織的な拷問の証拠を発見し、最高幹部の拷問実行犯の一部を特定したと発表した。

国際法の重大な違反の証拠を分析するために2018年に設立されたミャンマー独立調査メカニズム(IIMM)は、被害者は殴打、電気ショック、集団強姦、絞殺、ペンチで爪を剥がすなどの拷問を受けたと述べた。

「ミャンマーの収容施設で組織的な拷問が行われていたことを示す目撃証言を含む重要な証拠を発見した」とIIMMのニコラス・クムジャン代表は16ページの報告書に添付された声明で述べた。

報告書によると、拷問は時に死に至ることもあった。拷問を受けた者の中には、行方不明の親の代理として不法に拘束されることが多い子供たちも含まれていたという。

ミャンマー軍政支援政府の報道官は、コメント要請に直ちには応じなかった。国連報告書によると、軍政支援政府は、国連チームによる疑惑の犯罪に関する情報提供や入国要請を20回以上も求めているが、いずれも応じていない。

軍は平和と安全を確保する義務があると主張している。残虐行為は行われていないと否定し、騒乱を引き起こしたのは「テロリスト」のせいだと非難している。

6月30日までの1年間を対象とする報告書の調査結果は、数百の目撃証言や法医学的証拠、文書、写真など1,300以上の情報源からの情報に基づいている。

報告書によれば、これまでに特定された犯人には高級司令官も含まれているが、捜査が進行中であることと、個人に警告が届くことへの懸念から、名前は公表されていない。


Bangladesh News/Financial Express 20250813
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/myanmar-security-forces-involved-in-systematic-torture-un-says-1755014230/?date=13-08-2025