[Financial Express]パリ、8月13日(ロイター/AFP): 欧州とウクライナの首脳らは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を前に、水曜日にオンライン会談でドナルド・トランプ米大統領と会談し、停戦を目指してキエフの利益を売り渡すことの危険性を痛感させようとする。
トランプ大統領は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻以来、西側諸国から疎外されているプーチン大統領を金曜日にアラスカで迎え、ロシア・ウクライナ戦争終結に向けた取り組みにおける「探り合い」の会合となると述べた。
トランプ大統領は先週、2021年以来初の米ロ首脳会談に同意した。数週間にわたりプーチン大統領が米国の平和イニシアチブに抵抗していることに不満を表明してきたが、突如方針を転換した。トランプ大統領は、特使がモスクワでの協議で「大きな進展」を遂げたと述べた。
米大統領は、戦争を終わらせるにはキエフとモスクワの双方が領土を譲歩しなければならないと述べた。ロシア軍はすでにウクライナの約5分の1を占領している。
首脳会談の展開が予測不可能なことから、欧州では、米国とロシアの首脳が広範囲にわたる決定を下し、ウクライナに不利な合意を強要しようとする可能性さえあるとの懸念が高まっている。
「我々は現在、そのような事態が起きないよう注力している。米国のパートナーと連携し、欧州側との連携と結束を維持している。金曜日まではまだ時間がある」と、東欧のある高官は述べた。
ロシアは最大の
24時間ウクライナ
1年以上の進歩
米国の戦争研究研究所(ISW)のデータをAFPが分析したところによると、ロシア軍はトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談を直前に控えた火曜日、ウクライナに対し過去1年以上で最大となる24時間での進撃を行った。
ロシア軍は8月12日、前日比110平方キロメートル(42.5平方マイル)の占領または領有権を主張した。これは2024年5月下旬以来最大の規模である。
ロシアはここ数ヶ月、このようなペースで前進するのに通常5~6日かかっていたが、ここ数週間は前進を加速させている。ドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチン露大統領は、金曜日にアラスカで会談する予定だ。
Bangladesh News/Financial Express 20250814
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/zelensky-european-leaders-to-speak-to-trump-ahead-of-putin-summit-1755099658/?date=14-08-2025
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