[Financial Express]パナマ市、8月15日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領が数十カ国に課した関税は、今のところパナマ運河を通るコンテナ船の交通には影響していないとパナマ運河管理当局が木曜に明らかにした。
トランプ大統領が不公平だと考える貿易慣行を理由に長らく脅迫してきた「相互」関税が発効し、同盟国も敵対国も米国への輸出に対する関税の引き上げに直面している。
アナリストらは、この積極的な政策により、世界の船舶の5%が通過するパナマ運河の交通が減速すると予測している。
運河管理者のリカウルテ・バスケス氏はAFPに対し、「今年度の結果は、収入と貨物の面で予想通りになるだろう」と語った。
パナマ運河庁は、9月30日までの会計年度で過去最高の56億ドルの収益を見込んでおり、これは昨年より12.7%の増加となる。同局は、同期間中に1万3900隻の船舶が運河を通過し、5億2000万トンの貨物を積載すると予測している。
しかしバスケス氏は、時間が経つにつれて関税の影響で貨物量が減少する可能性があると指摘した。
大西洋と太平洋を結ぶ全長80キロメートル(50マイル)の運河は、170か国の1,900以上の港にサービスを提供しており、特に中国、日本、韓国に米国東海岸へのアクセス向上をもたらしている。
Bangladesh News/Financial Express 20250816
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/trumps-tariffs-have-not-reduced-panama-canal-traffic-1755275603/?date=16-08-2025
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