[Financial Express]バングラデシュ銀行のデータによると、バングラデシュは昨年度(25年度)に約7億ドル相当の米を輸入しており、前年比で約2,600パーセントの増加となった。
食糧総局(DGフード)の当局者は土曜日、フィナンシャル・エクスプレス紙に対し、インフレ圧力が高まる中で食糧備蓄を補充し市場を安定させることを目的として、公共部門と民間部門の両方による米の輸入がここ数年で最高記録に達したと語った。
「昨年度は3回連続で洪水が発生し、100万トン以上の米生産が失われた」と食糧調達総局の高官は語った。
「国内の米の生産量は依然として十分であるため、今年度はこれほど大量の米を輸入する可能性は低い。今のところ、今年度は海外から米を調達する措置は講じていないが、政府は必要に応じて行動する用意がある。」
最も破壊的な洪水は2024年8月に発生し、フェニ、ノアカリ、ラクシュミプール、クミラを含む東部の11地区が浸水した。
防災管理の暫定データによれば、洪水により約580万人が影響を受け、50万人以上が避難を余儀なくされ、アマン島の収穫期の作物やボロ島の初期の作物に甚大な被害が生じた。
一方、食糧総局の担当者は、今シーズンの米と籾の収穫量がすでに過去最高を記録したと述べた。同局は当初、国内調達用の米を140万トンと目標としていたが、実際の購入量は145万トンに増加した。
米の調達量も予想を上回り、目標の30万トンに対して37万トンに達した。
当局は、記録的な調達量の要因の一つとして、今年の価格上昇を挙げている。食料備蓄を強化するため、政府はボロ米の調達価格を昨年の1キログラムあたり32タカから36タカに引き上げた。
同様に、米の調達価格も、これまでの1クグあたり45タカから1クグあたり49タカに改定された。
その結果、政府の食糧備蓄は昨年の120万トンから220万トンに増加しました。しかし、小麦の輸入量は同期間に20%以上減少し、その額は16億ドルに上りました。
jasimharoon@yahoo.com
Bangladesh News/Financial Express 20250817
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/rice-imports-hit-nearly-700m-in-fy25-amid-flood-losses-1755365317/?date=17-08-2025
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