モディ首相の税制改革は財政を圧迫する

[Financial Express]ニューデリー、8月17日(ロイター):インドのナレンドラ・モディ首相が8年ぶりの大幅減税を決めたことで、政府の歳入は圧迫されるものの、米国との貿易摩擦で首相のイメージが強化されるとの見方が企業や政治評論家から高まっている。

モディ政権は2017年以来最大の税制改革として、土曜日、複雑な物品サービス税(GST)制度の抜本的な改革を発表した。これにより10月から日用品や電子機器の価格が下がり、消費者だけでなくネスレ、サムスン、LGエレクトロニクスなどの企業も助かることになる。

一方、モディ首相は金曜日の独立記念日の演説で、インド国民に国産品をもっと使うよう促し、ドナルド・トランプ大統領が8月27日からインドからの輸入品への関税を50%に引き上げたことを受けて、多くの支持者から米国製品のボイコットを求める声に呼応した。


Bangladesh News/Financial Express 20250818
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/modis-tax-overhaul-to-strain-finances-1755450964/?date=18-08-2025