[The Daily Star]バングラデシュの在外公館からモハメド・シャハブディン大統領の肖像画を撤去せよという命令をめぐっては混乱が続いている。外務省当局者は、指示は口頭で伝えられたものの、正式な命令は発せられていないと述べた。
当局者らによると、海外にある82の公館のほとんどが7月の暴動後に肖像画を撤去したという。
代表団は、まだ肖像画を撤去していなかったが、先週の金曜日にそうするように指示されたという。
「書面による命令はなかった」と外務省当局者はデイリー・スター紙に認めた。
しかし当局は、なぜこの指示が書面ではなく口頭で伝えられたのかを説明できなかった。
アサド・アラム・シアム外務大臣とシャー・アシフ・ラーマン公共外交局長は日曜日、記者からの質問を避けた。
首席顧問の副報道官アザド・マジュムダー氏は同日のフェイスブックへの投稿で、暫定政権は当初から肖像画の使用を控えており、暗黙の「肖像画ゼロ」政策を維持していると述べた。
「それでもなお、一部の個人が自主的に国家元首や政府の写真を掲示している。しかし、いかなる官庁や代表団にも、そのような肖像画を撤去するよう指示する書面による指示は出されていない」と彼は記し、この問題が不必要に公共の議論を煽っていると付け加えた。
「選挙日程の発表により政治をめぐる混乱が生じる機会が減ったため、政治的勢いを維持するために多くの小さな問題が誇張され、山のような論争にまで発展している」とアザド氏は付け加えた。
環境顧問のサイエダ・リズワナ・ハサン氏は、この撤去についてはメディアの報道で初めて知ったと述べた。
「もし政府の決定であれば、文書化されているはずです。政府がそのような決定を下したかどうかは分かりません。諮問委員会では議論されていません。もし政府の決定であれば、会議で取り上げられるはずです」と彼女は記者団に語った。
今後の投票に影響があるかどうかについては、「写真が削除されたとしても、それは選挙とは全く関係ありません。写真と選挙は関係ありません」と述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250819
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/no-written-order-removing-presidents-portraits-officials-3965521
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