[Financial Express]ロイター通信によると、南アフリカのアスマン社は、唯一の顧客である経営難に陥っている鉄鋼メーカーのアルセロール・ミッタル・サウスアフリカ社への供給契約を確保できなかったため、ビースフック鉄鉱山の閉鎖を検討している。
アフリカン・レインボー・ミネラルズと国際鉱山会社アソールの合弁会社であるアッサマンは、ロイターが火曜日に確認した労働組合への通知の中で、鉱山の閉鎖により688人の雇用が失われる可能性があると述べた。
アスマン氏が「予想外の展開」と呼ぶアルセロール・ミッタル・サウスアフリカは、ビースフック社との3年契約を締結しないと表明した。当初は締結の意向を示していたにもかかわらずだ。アスマン氏は通知の中で、「今後、ビースフック社は組合とビースフック社の閉鎖の可能性について協議することを提案している」と述べた。
同省は「同鉱山の主要顧客はアルセロール・ミッタル・サウスアフリカのみだ。同社はビースフック鉱山との長期契約締結に意欲がなく、拒否している」と述べ、輸出を含む複数の代替案が検討されたが、最終的には実行不可能と判断されたと付け加えた。
アルセロール・ミッタル・サウスアフリカはロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
同社は6月30日までの6か月間で10億ランド(5,675万ドル)の損失を報告した。同社は国内需要の低迷、電気料金の高騰、貨物物流の悪化に加え、中国からの輸入品や国内のスクラップ金属リサイクル小規模工場との競争に直面している。
Bangladesh News/Financial Express 20250820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/south-african-iron-ore-mine-faces-closure-as-arcelormittal-crisis-weighs-1755617781/?date=20-08-2025
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