ハマス筋によると、ハマスはガザでの新たな停戦提案に同意したという。

[Financial Express]パレスチナ自治区ガザ市、8月19日(AFP):ハマスの情報筋は19日、イスラム主義組織ハマスとイスラエルの22か月以上に及ぶ戦争で荒廃したガザ地区での停戦について、パレスチナ過激派が仲介者らの新たな提案に同意したとAFPに語った。

「ハマスは仲介者に回答書を提出し、ハマスと各派閥がいかなる修正も求めずに新たな停戦提案に同意したことを確認した」とハマス筋は匿名を条件にAFPに語った。

交渉に詳しいパレスチナの情報筋はAFPに対し、調停者たちは「合意に達したことを発表し、協議再開の日程を設定すると予想される」と語った。

情報筋は、「仲介者はハマスと各派閥に対し、合意の履行を保証し、恒久的な解決策を模索するための協議を再開すると約束した」と付け加えた。

この事態に対し、イスラエル政府側から直ちに反応は得られていない。仲介役であるエジプトとカタール、そして米国による努力は、ガザ地区に深刻な人道危機をもたらしている23ヶ月目を迎える紛争において、恒久的な停戦の確保に至っていない。

別のパレスチナ当局者は同日早朝、調停団が当初60日間の停戦と2回に分けての人質解放を提案したとAFPに語った。

ガザ地区でハマスと共に戦ってきたパレスチナ武装勢力「イスラム聖戦」の情報筋はAFPに対し、計画には60日間の停戦が含まれており、「その間にイスラエル人人質10人が生きたまま解放され、遺体も多数解放される」と語った。

同情報筋によると、「残りの捕虜は第2段階で解放され、その後すぐに、国際的な保証のもとで戦争を恒久的に終結させるためのより広範な合意に向けた交渉が行われる」という。

戦争のきっかけとなった2023年10月7日のハマスの攻撃で捕まった人質251人のうち、イスラエル軍が死亡と発表している27人を含め、49人が今もガザに拘束されている。

AFPが公式統計に基づいて集計したところによると、ハマスの攻撃で1,219人が死亡し、そのほとんどが民間人だった。

国連が信頼できるとみなしているハマス支配下のガザ地区保健省の数字によれば、イスラエルの報復攻撃により6万2004人以上のパレスチナ人が死亡しており、その大半は民間人である。


Bangladesh News/Financial Express 20250820
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