[The Daily Star]ダッカはニューデリーに対し、インド国内のアワミ連盟のあらゆる党事務所を直ちに閉鎖し、バングラデシュ人がインド国内でいかなる反バングラデシュ活動にも関与しないようにするよう求めた。
同省は、バングラデシュ国民によるバングラデシュの利益に反するいかなる形態の政治活動や政治運動も、バングラデシュ国民と国家に対する明らかな侮辱であると述べた。
この展開は相互信頼と相互尊重に基づくインドとの善隣関係の維持を危うくし、バングラデシュで進行中の政治変革に深刻な影響を及ぼすと外務省は昨日の声明で述べた。
「これはバングラデシュの世論を刺激する可能性があり、ひいては両国間の関係強化に向けた継続的な努力に影響を及ぼす可能性がある」
この声明は、アワミ連盟がコルカタとニューデリーに党事務所を設立したという最近のメディア報道を受けて出されたものである。
2024年8月5日、大規模な蜂起に直面したシェイク・ハシナ元首相がインドへ逃亡した後、AL指導者たちはインドへの移住を開始した。
ハシナ首相はデリー近郊にいると考えられており、元大臣を含む多くのALとその関連団体の幹部はコルカタとその近郊に家を借りていると、BBCバングラが8月8日に報じた。
インドの新聞「ザ・プリント」は8月19日の記事で、ALとその関連団体の元大臣や指導者約1,300人がインドや世界各地に亡命していると報じた。
ハシナ首相とアワミ連盟の指導者の多くは、7月の蜂起中に大量殺人を行ったとして訴追されている。
アワミ連盟の崩壊以来インドとの関係が冷え込んでいるバングラデシュは、ハシナ首相の引き渡しを求めてインドに書簡を送ったが、まだ返答はない。
暫定政府はテロ対策法に基づきALのあらゆる活動を禁止した。
インド外務省報道官ランディール・ジャイスワル氏は、昨日の外務省声明に関するメディアの質問に答え、インド政府は、インド国内のALメンバーによる反バングラデシュ活動やインド法に反するいかなる行為についても承知していないと述べた。
「インド政府は、インド国内で他国に対する政治活動が行われることを容認しない。したがって、バングラデシュ暫定政府の声明は見当違いだ」と彼は述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250821
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/dhaka-asks-delhi-close-alleged-al-offices-india-3966991
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