タリック被告の無罪判決に対する最高裁の控訴判決 9月4日

[The Daily Star]最高裁判所は昨日、8月21日の手榴弾攻撃に関連する2件の訴訟でBNP暫定議長タリク・ラーマン、元国務大臣ルトフォッザマン・ババールおよびその他を無罪とした高等裁判所の判決に対する控訴の判決言い渡しを9月4日に設定した。

最高裁のサイード・リファト・アハメド最高裁判事率いる6人からなる控訴裁判所の法廷は、5日間控訴に関する議論を聞いた後、期日を決定した。

同日早朝、被告側の弁護士モハメド・シシル・マニール氏は最高裁判所に対し、控訴を棄却し高等裁判所の判決を支持するよう求めた。

自白供述から、被告らは尋問特別部隊(TFI)の独房で残酷な拷問を受けていたことが明らかであり、この種の事件は横行しているため、弁護士の立ち会いや自白供述の音声・動画記録など、自白供述を記録するためのガイドラインを策定するよう指示すべきだと弁護士は最高裁判所に述べた。

捜査機関は別の政権によって悪用されたため、独立した捜査機関を設立する必要がある、と弁護士シシル・マニール氏は主張した。

一方、アブドラ・アル・マフムード・マスード検事副長官は最高裁判所に対し、高等裁判所の判決を破棄し、これらの事件に関する第一審裁判所の判決を支持するよう求めた。

昨年12月1日、高等裁判所はタリク氏とババール氏を含む49人の被告全員を無罪とし、2004年のアワミ連盟集会への手榴弾攻撃に関連して彼らに有罪判決と刑罰を言い渡した第一審の判決を破棄した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250822
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/sc-verdict-appeal-against-acquittal-tarique-sept-4-3968021