[Financial Express]チッタゴン、8月22日:国の主要海港であるチッタゴン港は最近、深刻な混雑に対処するための対策として、コンテナ保管能力を約10パーセント拡大した。
チッタゴン港湾局(CPA)のモハメド・オマール・ファルク長官は、「CPAはコンテナの混雑が懸念される中、5,482TEU(20フィートコンテナ換算)の取扱能力増強を発表した。CPAは取扱能力増強の一環として、ヤードや倉庫などを定期的に拡張している。昨年は複数のヤードを改修し、新たなヤードも建設中だ」と述べた。
同氏は、「旧オークションヤード、車両保管エリア、手荷物倉庫、XY倉庫などの場所には既に新しいヤードが建設されています。これらのヤードの拡張と、従来の53,518TEUの容量を合わせると、チッタゴン港の現在の容量は約59,000TEUに増加しました。そのため、チッタゴン港では以前よりも多くのコンテナを保管できるようになりました」と述べた。チッタゴン港の運用は今のところ順調に進んでおり、最近は約47,000~48,000TEUのコンテナが保管されていると付け加えた。
「以前はチッタゴン港で毎日平均10隻のコンテナ船が取り扱われていましたが、現在は最大12~13隻のコンテナ船が取り扱われています。これにより輸出のリードタイムが短縮されています」と彼は付け加えた。
同氏は、「今年中にさらに数カ所のヤード建設が完了し、チッタゴン港のコンテナ保管能力は約6万2000TEUに増加する。ヤードの能力は十分であるため、現在チッタゴン港ヤードには輸出向けコンテナ約6000TEUが積み付け済みである。しかし、バングラデシュ鉄道の機関車不足により、ダッカICD(内陸コンテナデポ)行きのコンテナ量が増加しており、バングラデシュ鉄道との継続的なコミュニケーションを通じて正常化が進んでいる。さらに、約1万個のコンテナがオークションを待っている。これらに加え、ダッカICDからの1万個と2000個のコンテナを加えると、通常より約1万2000個のコンテナが多いことになる」と述べた。
同氏はまた、「現在、外側の錨泊地における船舶の待機時間は0~2日に短縮されている。船舶の平均ターンアラウンド時間は現在2.58日である」と述べた。
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Bangladesh News/Financial Express 20250823
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/ctg-port-expands-container-storage-capacity-by-10pc-1755884743/?date=23-08-2025
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