[The Daily Star]フォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官は、軍とアラカン軍はロヒンギャ族に対し、何の罰も受けずに重大な残虐行為を犯しており、現在も犯し続けていると述べた。
これは「国際司法裁判所が命じた暫定措置を含む国際法の重大な違反だ」と、同氏は昨日ジュネーブで行った声明で述べた。
この声明は、ミャンマーのラカイン州で軍による残忍な弾圧から逃れてロヒンギャ族約75万人が流入した事件の8周年を前に発表された。
2023年にラカイン州で軍とアラカン軍の衝突が激化して以来、約20万人がバングラデシュに逃れた。そのうち誰も故郷に戻っていない。
一方、反政府勢力アラカン軍はラカイン州の80%以上を制圧し、ラカイン危機に新たな様相を呈した。
フォルカー・トゥルク氏は、「2017年8月25日にミャンマーで始まった暴力行為に対する正義がなされないまま、もう1年が過ぎようとしています。これらの犯罪や現在も続く犯罪による、特に長く苦しんでいるロヒンギャ族の人々の苦しみは、いつ終わるのかという疑問が残ります」と述べた。
暴力の連鎖を断ち切るには、ロヒンギャの不処罰を終わらせ、彼らの安全、市民権、平等の権利を保障することが不可欠であると彼は述べた。
2023年11月以来、ラカイン州の人権状況と人道状況は急激に悪化し、ロヒンギャの人々が直面している、すでに生命を脅かす状況がさらに深刻化していると国連人権高等弁務官は述べた。
「世界的な資金危機の中、ミャンマーとバングラデシュ両国のロヒンギャ族は、食糧支援の大幅な削減によってさらに悪化した悲惨な状況に耐えている」と彼は語った。
トルコ氏は国際社会に対し、基本的なニーズと不可欠なサービスへのアクセスを確保するための人道支援資金を増額し、ロヒンギャ族への支援を強化するとともに、国際的な説明責任プロセスを断固として支持するよう訴えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250823
https://www.thedailystar.net/rohingya-influx/news/crimes-against-rohingyas-continue-impunity-3968426
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