[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は月曜日、投資家が利益を確定し、ドル高が圧力を強めたことで下落したが、市場の注目はFRBの政策方針の手がかりとなる、近日発表される米国の個人消費支出(PCE)データに移った。
金現物価格は、金曜日に8月11日以来の高値を付けた後、東部標準時午前9時57分(グリニッジ標準時午後1時57分)時点で0.1%下落し、1オンスあたり3,370.14ドルとなった。12月限の米国金先物も0.1%下落し、3,414.90ドルとなった。
ドルはライバルの法定通貨に対して0.2%上昇し、ドル建ての金地金は外国人購入者にとってより高価になった。
ザナー・メタルズの副社長兼シニア金属ストラテジスト、ピーター・グラント氏は「市場は金曜日のパウエル議長の発言を吸収し、9月の利下げの可能性をより良く示す新たな情報を待ちながら、若干の利益確定をしている可能性がある」と述べた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が来月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げの可能性を示唆したことを受け、金価格は金曜日に約2週間ぶりの高値に上昇した。パウエル議長は、雇用市場へのリスクは高まっているものの、インフレは依然として脅威であり、まだ決定は下されていないと述べた。
CMEフェドウォッチツールによると、市場はFRBの9月の政策会合で25ベーシスポイントの利下げが行われる確率を83%以上と予想している。
Bangladesh News/Financial Express 20250826
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-ticks-lower-1756145837/?date=26-08-2025
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