イランのIAEA査察官が査察を再開

[Financial Express]ワシントン、8月27日(AFP):国連の核監視機関のトップは、査察官チームが「イランに戻った」と述べた。今年イスラエルと米国がイランの核施設を攻撃して以来、初めて査察官チームがイランに入ったことになる。

イランは、6月のイスラエルとの12日間の戦争を受けて国連の国際原子力機関(IAEA)との協力を停止した。イラン政府は、IAEAがイスラエルと米国によるイランの核施設への攻撃を非難していないことを指摘した。

ラファエル・グロッシ事務局長は火曜日に放送されたフォックス・ニュースの「ザ・ストーリー」のインタビューで、「現在、IAEA査察官の第一陣がイランに戻り、作業を再開しようとしている」と語った。

「イランに関しては、ご存知の通り、多くの施設があります。攻撃を受けた施設もあれば、受けていない施設もあります」とグロッシ氏は述べた。「そこで、イランでの活動再開を促進するために、どのような…実際的な措置を講じることができるかについて話し合っているところです」

この発表は、イラン政府が火曜日にジュネーブで英国、フランス、ドイツと協議を行っているさなかに行われたもので、テヘランは停滞している2015年の核合意に基づき欧州諸国が課すと脅している制裁の再発動を回避しようとしている。

協議に出席したイランのカゼム・ガリババディ外務次官は、欧州3カ国が「正しい選択をし、外交に時間と空間を与えるべき時が来た」と述べた。

2015年の協定の当事国である英国、フランス、ドイツは、8月末までに協定の「スナップバックメカニズム」を発動すると警告している。


Bangladesh News/Financial Express 20250828
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iaea-inspectors-in-iran-to-restart-inspection-1756308983/?date=28-08-2025