ICT-2でアブ・サイード殺人事件の裁判が始まる

[Financial Express]第2国際刑事裁判所(ICT-2)は、2024年7月から8月にかけての大規模蜂起中にベグム・ロケヤ大学(BRU)の学生アブ・サイードが殺害されたことに対する人道に対する罪の裁判手続きを開始した。 

ムハンマド・タジュル・イスラム主席検察官は、委員長のムハンマド・ナズルル・イスラム・チョウドリー判事が率いるICT-2での審理初日に冒頭陳述を行った。

水曜日の演説で、主任検事は、アブ・サイード氏が7月から8月にかけての大規模蜂起における勇気の輝かしい象徴として登場したと述べた。

声明に続いて、検察は、アブ・サイード氏が警官に至近距離から撃たれた様子を示す2本のビデオクリップを上映した。

法廷に出席していた殉教者アブ・サイードの父親マクブル・ホサイン氏は、裁判中に涙を拭っている姿が見られた。

その日の審理の終わりに、モハンマド ナズルル イスラム チョウドリー裁判官は、証人証言の記録が開始される予定の今日(木曜日)まで審理を延期した。

今年8月6日、ICT-2は、この事件でベグム・ロケヤ大学元副学長のモハメド・ハシブル・ラシッド教授を含む30人に対する告訴を準備した。

被告人のうち、すでに拘留されている元BRU監督官シャリフル・イスラム氏、チャトラ連盟(禁止団体)指導者イムラン・チョウドリー・アカーシュ氏、警部補アミール・ホセイン氏、巡査スジャン・チャンドラ・ロイ氏、ラフィウル・ハサン氏、アンワル・パルベス氏の6人は、審理中に法廷に召喚された。

アブ・サイードさんは、政府の物議を醸している雇用割当制度に反対する全国的な運動の一環として、2024年7月16日にランプル市で行われた学生抗議活動中に警察に射殺された。

アブ・サイード氏の家族は2025年1月13日、同氏の殺害に関与したとして25人を相手取り、ダッカの国際刑事裁判所に告訴した。

その後、国際刑事裁判所の捜査機関は6月24日に調査報告書を提出し、この事件に関与した30人を起訴した。

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Bangladesh News/Financial Express 20250828
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/trial-begins-in-abu-sayed-murder-case-at-ict-2-1756318471/?date=28-08-2025