[The Daily Star]アワミ連盟政権を打倒した7月の暴動から1年が経ったが、バングラデシュの強制失踪被害者の家族は依然として真実を探し求めていると、被害者家族のプラットフォーム「マイヤー・ダック」の主催者の一人、サンジダ・イスラム氏は語った。
彼女は昨日、野外写真展でこの発言をした。強制失踪の犠牲者とその遺族を追悼するために、ダッカのジャティヤ・サンサド前で開催されているこのイベントは、まさにその通りだ。
「失踪の記憶」と題されたこの展覧会は8月22日に始まり、8月31日まで開催され、犠牲者とその家族の写真130枚以上が展示される。
これらの写真はドキュメンタリー写真家のモスフィクル・ラーマン・ヨハン氏が撮影した。
サンジダ・イスラム氏によると、昨年も同様の展示会が開催されたが、今年は「アイナガル」と呼ばれる秘密拘置所の写真がいくつか追加されたという。
暫定政権が設置した強制失踪に関する調査委員会に提出された告訴状によると、アワミ連盟政権下の2009年から2024年の間に約1,850人が強制失踪の被害に遭った。そのうち約350人の行方は依然として不明である。
サンジダ氏は、8月30日の国際強制失踪被害者の日を記念して、マイヤー・ダック氏は8月29日にバングラ・アカデミー講堂でセミナーも開催する予定だと付け加えた。
キュレーターのタンジム・ワハブ氏は、展示会で展示したメッセージの中で、アイナガルから解放された人々が連行され、恐ろしい拷問を受けたと証言した7月の暴動以降、強制失踪の問題がより明確になったと指摘した。
「しかし、これらの写真は抗議として残され、二度と帰ってこなかった人々の記憶を保存している」とメッセージには書かれていた。
昨日展示会を訪れた学生のモハメド・ロメオさんは、この展示会は政府に対し、被害者とその家族のために正義を保障するという強いメッセージを送るものだと語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20250828
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/preserving-memories-the-disappeared-3972381
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