金は1ヶ月ぶりの高値を記録

[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日に上昇し、1カ月ぶりの高値を記録した。投資家らが連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針の手がかりを求めて金曜日の米インフレデータ発表を待ち構える中、ドルが軟化したためだ。

スポット金は、取引序盤に7月23日以来の高値となる3,408.62ドルを付けた後、12時22分GMT時点で0.3%上昇し、1オンスあたり3,407.81ドルとなった。

米国の12月金先物は0.5%上昇し、3,466.30ドルとなった。

ドル指数は通貨バスケットに対して0.3%下落し、他の通貨の保有者にとって金の魅力が高まった。

投資家は、FRBが重視するインフレ指標である個人消費支出(PCE)価格指数の発表を金曜日に待ち望んでいる。ロイターの調査によると、エコノミストは7月のPCE価格指数が2.6%上昇し、6月と同水準になると予想している。

アクティブトレードのシニアアナリスト、リカルド・エヴァンジェリスタ氏は「予想外の上値余地があればドル高と国債利回りの上昇が予想され、金価格の重しとなるだろう」と述べた。

「逆の結果になれば、FRBがよりハト派的になるという期待が高まり、ドルが軟化し貴金属が支援される可能性がある。」

CMEフェドウォッチツールによると、市場は来月のFRBの政策会合で25ベーシスポイントの利下げが行われる確率を87%以上と予想している。


Bangladesh News/Financial Express 20250829
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-hits-over-1-month-peak-1756394698/?date=29-08-2025