[Financial Express]キエフ、8月28日(AFP): ロシアのミサイルとドローンが木曜早朝、ウクライナの首都キエフの集合住宅を襲撃し、子ども3人を含む少なくとも15人が死亡した。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この攻撃はモスクワが和平交渉を拒否していることを示していると述べた。
ロシアは、ドナルド・トランプ米大統領が停戦を促し、2022年2月の全面侵攻以来、戦争終結の重要性を訴えているにもかかわらず、ウクライナの都市に空襲を続けている。
キエフで最も多くの死者を出した攻撃の一つであるこの攻撃では、アパートの一棟に5階建ての穴が開き、建物が2つに引き裂かれた。
AFP記者は救助隊員らがくすぶる瓦礫をかき分けながら遺体袋に入った犠牲者を運び出す様子を目撃した。
重機が瓦礫の山を片付けるために投入された。当局は、倒壊した建物の下敷きになっている人がまだ数人いるとみられると警告した。
「ガラスが飛び散り、爆弾が爆発した時、私たちは叫んでいました」と、空爆現場近くの駐車場にいたガリーナ・シェルバクさんはAFPに語った。
ウクライナ空軍は、モスクワが629機のドローンとミサイルを発射したと発表した。AFPがキエフのデータに基づいて分析したところによると、これは夜間の攻撃としては2番目に大規模なものとなる。
「彼らは住宅を爆撃しているだけだ。キエフの中心部に一体何の標的があるというんだ?」と、空爆でアパートに被害を受けたヴァレリー・サヴェンコさんは語った。
ゼレンスキー大統領は最新の犠牲者数を発表し、今回の攻撃を「恐ろしく意図的な民間人殺害だ。ロシアは戦争を終わらせることを選ばず、新たな攻撃をしようとしているだけだ」と述べた。
「これは、ロシアが依然として結果を恐れていないことを意味する」とゼレンスキー大統領はソーシャルメディアへの投稿で付け加えた。大統領はウクライナの同盟国に対し、新たな制裁措置を含む強硬な対応を求めた。
「停戦を拒否し、ロシアが交渉から逃れようとする姿勢が続いていることに対し、新たな強力な制裁が必要だ」と付け加えた。さらに、ロシアの同盟国である中国とEU加盟国ハンガリーに対し、モスクワに対してより強硬な姿勢を取るよう求めた。
Bangladesh News/Financial Express 20250829
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/at-least-14-people-killed-1756397637/?date=29-08-2025
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