BNPが政権に復帰すれば強制失踪はなくなるだろう

[Financial Express]BNP常任委員のサラディン・アハメド氏は、来たる総選挙で国民の信任を得て同党が政権に復帰すれば、強制失踪の文化を根絶すると述べたとバングラデシュ連合ニュースが報じた。

彼は、金曜日にバングラ・アカデミー講堂で「マイヤー・ダック」が主催した国際強制失踪被害者デーを記念する討論会でこの発言をした。

サラーフディン氏は、「もし国民が私たちに権限を与えてくれるなら、法律の制定から適切な施行の確保まで、強制失踪を阻止するために必要なことはすべて行う。私たちは、誰も強制失踪の犠牲にならないバングラデシュを待ち望んでいる」と述べた。

BNP党首は、同国は独裁政権下で長らく「恐ろしい状況」に耐えてきたと主張した。

「バングラデシュを殺人によって封建制に変えた者たちは、いまだに反省の念を示していない。自らの罪を認めるどころか、他者を犯罪者扱いし続けている」と彼は述べた。

選挙ロードマップについて、彼は野党勢力を分裂させようとする試みに警告を発した。「国民は16年間、投票権を取り戻すために闘い、血を流してきた。今、道が開かれた。そこに棘を撒き散らすようなことはしない。」

サラーフディン氏は、2015年に連行された後の自身の苦難を振り返り、61日間も狭く息苦しい独房に監禁されていたと語った。

「今日生きているのは幸運だ。そうでなければ、私も、二度と戻ってこなかった多くの同僚たちと同じように、ただの写真になっていただろう」と彼は語った。

彼は、換気もできない5×10フィートの汚い部屋に閉じ込められ、目隠しをされることもしばしばあり、生存の保証もないまま別の場所に移されるかもしれないと言われたこともあると説明した。

「もし私がそこで死んだら、私の遺体が家族の元に返されるようアッラーに祈りました。私はアッラーをこの目で見ることはできませんでしたが、その存在を感じました」と彼は付け加えた。

サラーフッディン氏は、今年の追悼式典には新たな犠牲者の家族が参加しなかったことに安堵したと述べた。

「彼らは、将来の政治家たちが二度とこのようなイベントに誰も参加しなくて済むようにしてくれることを期待している。だからこそ私たちは闘い続けるのだ」と彼は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20250830
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/enforced-disappearances-will-end-if-bnp-returns-to-power-1756488510/?date=30-08-2025