[Financial Express]バンジュール、8月30日(ロイター): ガンビア外務省は金曜遅く、西アフリカ沖で移民を乗せた船が転覆し、少なくとも70人が死亡したと発表した。欧州への人気の移民ルート沿いで近年発生した事故の中で最悪のものの一つだ。
同省は声明で、ガンビアから出航し、主にガンビア人とセネガル人の乗客を乗せたとみられる船が水曜早朝、モーリタニア沖で沈没し、さらに30人が死亡した恐れがあると述べた。
船には推定150人の乗客が乗っており、そのうち16人が救助された。モーリタニア当局は水曜日と木曜日に70人の遺体を収容したが、目撃証言によると100人以上が死亡した可能性があると声明は述べている。
スペインを目指してアフリカからの移民が主に利用する、西アフリカ沿岸からカナリア諸島までの大西洋の移住ルートは、世界で最も危険なルートの一つだ。
欧州連合(EU)によると、昨年カナリア諸島に到達した不法移民は4万6000人を超え、過去最多を記録した。人権団体カミナンド・フロンテラス(カミナンド・フロンテラス)によると、航海中に死亡した人は1万人を超え、2023年比で58%増加した。
ガンビア外務省は同国国民に対し、「多くの命が奪われ続けているこのような危険な旅に出るのは控えるよう」求めた。
Bangladesh News/Financial Express 20250831
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/at-least-70-people-perish-1756567501/?date=31-08-2025
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