インドは輸入と米国の関税で価格が下落する中、記録的な綿花購入を目指す

[Financial Express]ムンバイ、9月2日(ロイター): インドは、安価な輸入品と米国の繊維輸出に対する高関税による需要減退により国内価格が圧迫される中、来シーズン、農家から記録的な量の綿花を購入すると予想されていると、業界関係者がロイター通信に語った。

世界第2位の綿花生産国であるインドの綿花消費は減速しており、輸出業者らはインドの年間繊維輸出額380億ドルの約29%を占める米国からの注文が急減したと報告している。

「需要が鈍化し、それが業界に打撃を与えている。このような市場では、農家が約束された綿花の支持価格を得ることは難しいだろう」と、インド綿花協会のアトゥール・ガナトラ会長はロイター通信に語った。

ガナトラ氏は、政府が介入して記録的な量の綿花、おそらく1400万俵程度を購入する必要があるだろうと語った。

インドは国内農家から新シーズンの綿花を購入する価格を7.8%引き上げ、100キログラムあたり8,110ルピーとしたが、現地市場価格は7,000ルピー前後で推移している。

西部マハラシュトラ州ジャルガオンに拠点を置く綿繰り業者プラディープ・ジェイン氏は、新シーズンの綿花の供給増加と安価な輸入綿の到来により、来月から価格が圧迫されると予想されると述べた。

インドは先週、綿花の輸入関税免除を12月末まで3か月延長した。

農家は通常、価格が政府が設定した最低価格を下回ると、国営のインド綿花公社(CCI)に作物を売却する。

今月終了する2024/25年度に、CCIは農家から1,000万俵を購入するために過去最高の3,743億6,000万ルピーを費やした。


Bangladesh News/Financial Express 20250903
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-eyes-record-cotton-buying-as-imports-us-tariffs-dampen-prices-1756834995/?date=03-09-2025