[Financial Express]クエッタ、9月3日(AFP):パキスタン南西部の紛争地帯バロチスタン州で、火曜日の夜に政治集会で自爆テロ犯が自爆し、少なくとも11人が死亡したと、同州の当局者2人がAFPに語った。
当局者が匿名を条件に語ったところによると、爆発は州都クエッタのスタジアムの駐車場で発生し、バロチスタン国民党(BNP)の党員数百人が集まっていた。この爆発で少なくとも40人が負傷した。
バロチスタン州はパキスタン最大で最も資源が豊富な州だが、最も貧しい州でもあり、人間開発指標スコアカードでは常に最下位にランクされている。
BNPは、バロチスタン人の権利拡大と福祉のための経済的投資を求める綱領を掲げて選挙活動を行っている。
中国は2014年以降、「一帯一路」構想に関連した道路・インフラ整備事業に多額の投資を行ってきた。しかし、多くのバローチ人は、その恩恵を享受しているのは部外者だけだと述べている。
パキスタン軍は10年以上にわたり同州での反乱と戦っており、2024年には同地域で暴力行為が急増し、782人が死亡した。
3月には分離主義勢力のバロチスタン解放軍がこの州で列車を占拠し、数百人の乗客を人質に取り、3日間の包囲で非番の治安部隊員を殺害した。
AFPの統計によると、1月1日以降、武装集団による暴力で治安部隊員を中心に430人以上が死亡した。
バロチスタン州と隣接するハイバル・パフトゥンクワ州で州と戦闘を繰り広げている。
軍によると、火曜日、ハイバル・パフトゥンクワ州バンヌ市の準軍事組織の本部が襲撃され、兵士6人が死亡した。
「自爆犯が爆発物を積んだ車両をFCキャンプの門に突っ込み、その後さらに5人の自爆犯が侵入した」と政府当局者は匿名を条件にAFPに語った。
当局者によれば、その後の銃撃戦は12時間続き、襲撃者6人が死亡した後に終了した。
Bangladesh News/Financial Express 20250904
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/suicide-bombing-kills-11-at-pak-political-rally-1756915685/?date=04-09-2025
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