国連、各国に遅れている気候変動計画の提出を促している

[Financial Express]パリ、9月3日(AFP): 国連は水曜日、気候変動対策計画の提出が遅れている国々に対し、迅速な提出を促した。数十カ国のうち主要な汚染国が新たな公約をまだ発表していない。

パリ協定の参加国約200カ国は2月に最新の政策を提示し、2035年までのより厳しい排出削減目標とそれを達成するための詳細な青写真を示すことになっていた。

しかし、締め切りまでに間に合ったのはほんの一握りで、6カ月が経過した現在でも、改訂計画を提出していない主要国には中国、インド、欧州連合などが名を連ねている。

国連気候変動枠組条約事務局長シモン・スティール氏は書簡の中で、遅れている国々に対し「できるだけ早く」計画を提出するよう求めた。

「これらの国家気候計画は単なる紙上の言葉以上の意味を持つ。今世紀における経済成長と生活水準向上の最も強力な原動力の一つであり、人類による地球規模の気候危機との闘いの礎となるものだ」と彼は記した。

国連気候変動枠組条約(国連FCCC)は、11月にブラジルで開催される国連の年次気候サミットCOP30までに準備される報告書の中で、待望の新たな公約の見直しを行うことになっている。

国連気候変動枠組条約(国連FCCC)の事務局長スティール氏は、9月末までに提出される計画は、地球規模の気候変動対策に関するこの「重要な最新情報」に盛り込まれるだろうと述べた。

彼は世界の指導者らに対し、ニューヨークで9月24日に開催される国連総会期間中の特別気候変動イベントの機会を利用して新たな政策を発表するよう促した。

国連気候変動枠組条約(国連FCCC)の広報担当者はAFPに対し、約190カ国が今年中に改正案を提出する意向を示していると語った。


Bangladesh News/Financial Express 20250904
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