民主化の遅れで国は後退

民主化の遅れで国は後退
[The Daily Star]BNP幹部のアミール・コスル・マフムード・チョウドリー氏は昨日、バングラデシュは大規模な蜂起から1年が経過しても民主的な秩序に移行できず、徐々に衰退に向かっていると述べた。

「1年というのは実に長い時間だ。国はずっと前に選挙プロセスを通じて民主主義体制に移行すべきだった。この遅れのせいで、バングラデシュは日に日に衰退の一途を辿っている」と、彼はセミナーでの講演で述べた。

歴史的に見て、革命や大規模な蜂起の後に選挙を通じて迅速に民主主義体制を確立した国の方が、より良い結果を出す傾向があるとホスル氏は述べた。

BNP常任委員会メンバーのホスル氏は、バングラデシュには民主主義と選挙で選ばれた政府が存在しないため、状況はますます困難になっていると述べた。

彼は暫定政府と国民の間に広がる溝を強調し、両者の間に橋渡しがされていないと指摘した。

「私たちは法と秩序の崩壊、治安の欠如、そしてビジネス環境が全く存続不可能な状況を目の当たりにしています。誰もこの不確実な状況に時間、資金、資源を投資しようとしないため、工場は新たな投資を受けられていません」と彼は述べた。

同氏は、国際サミットや討論会を主催したにもかかわらず、同国は実質的な投資を誘致できていないと指摘した。

ホスルー氏は、政党は大衆蜂起の功績を将来の政治の手段として主張するのをやめなければならないと述べた。

「もし運動の功績をめぐって争い続けるなら、バングラデシュに未来はない。功績は国民、国のために犠牲を払った人々のものであり、個人に属するものではない」と彼は述べた。

ホスルー氏は、真の自由の闘士たちは解放戦争後、生活と仕事に戻ったと述べた。

「最前線で戦った人々はそれぞれの職務に戻りました。教師は学校に戻り、学生たちは大学に戻りました。私たちは、自由を求める闘争を私利私欲のために利用するという考えから脱却する必要があります。今こそ、国の未来を築くことに集中すべき時です」と彼は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250904
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/country-sliding-backward-amid-democratic-delay-3977951