[Financial Express]バングラデシュ銀行(BB)は、外国為替市場介入の一環として、ドル・タカ為替レートの安定を図るため、5つの商業銀行から入札を通じて1億3,400万ドルを購入し、購入ドル総額は10億ドルの水準を超えた。
今回の介入により、中央銀行は現行の自由変動相場制のもと、7月13日以降、総額11億2,950万ドルを買い入れたことになる。
銀行家や金融市場アナリストらは、アジア決済同盟(ACU)協定に基づく15億ドルの支払いを控えているにもかかわらず、ドル買いの動きがドル・タカ為替レートの安定に貢献し、同国の外貨準備高の増強にもつながっていると指摘している。
中央銀行筋によると、BBはドル調達プログラムを通じて1370億タカ以上をシステムに注入するため、この措置は商業銀行が現地通貨建て債務を履行する上でも役立つという。
匿名を条件にBBの役員は、木曜日の購入は複数価格オークション方式で行われ、カットオフレートは1米ドルあたり121.75タカだったと語った。
同当局者は、ドル供給の急増による需要の低迷により、銀行間為替取引が最近減速していると指摘した。
中央銀行総裁は、政府は日曜日に15億ドルのACU債務を決済する予定だが、外貨準備高総額は300億ドルを超える見込みだと付け加えた。
BBデータによれば、同国の外貨準備高は9月3日時点で314億3000万ドルに増加しており、8月の311億8000万ドル、7月末の298億ドルから増加している。
中央銀行の介入は、ドル・タカ基準レートの最近の下落傾向を反転させた。タカ基準レートは、8月28日の1ドル=121.68タカから9月4日には1ドル=121.80タカに上昇し、BBのドル買いの動きを反映している。
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Bangladesh News/Financial Express 20250905
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/bangladesh-bank-buys-134m-thru-auctions-1757009638/?date=05-09-2025
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