ACC、ハシナ氏とジョイ氏の逮捕についてインターポールに赤色通告を求める

ACC、ハシナ氏とジョイ氏の逮捕についてインターポールに赤色通告を求める
[Financial Express]汚職防止委員会(ACC)は警察に対し、インターポールの赤色通告による手続きを開始し、退任したシェイク・ハシナ元首相とその息子ジョイに対する逮捕状を執行するよう要請した。

汚職防止監視機関は、ACC副局長(法務・検察第2部)MAラシェドゥル・ハサン氏の署名入りの書簡を9月3日に発行し、警察総監(IGP)とバングラデシュ警察のインターポール部門に対し、ダッカ裁判所の命令に従って行動するよう指示した。

この動きは、2025年8月14日にダッカ首都圏上級特別裁判所がACC事件に関連して発行した逮捕状を受けたものである。

この事件では、ハシナ氏とサジーブ・アハメド・ワゼド・ジョイ氏は「既知の収入源を超えて富を蓄積し、その他の金融犯罪を犯した」として告発されており、その罪は刑法の複数の条項と1947年汚職防止法の管轄に該当する。

「被告2人は現在海外におり、度重なる法廷召喚を無視しているため、インターポールの赤色通告警報の緊急発令が必要だ」とACCの書簡には記されている。

手続きを円滑に進めるため、委員会はサジーブ・ワゼド・ジョイ氏の国民ID番号、パスポート番号、永住住所など詳細な情報を盛り込んだ。

当局によると、警察本部は今後、ダッカのインターポール中央局(NCB)に要請を転送し、NCBが赤色通告の申請を処理して世界中の法執行機関に警告する予定だという。

ACCが汚職事件に関連してハシナ氏とジョイ氏の逮捕にあたり、正式にインターポールの協力を求めたのも今回が初めてとなる。

昨年の大規模蜂起で追放されて以来、自主的に亡命しているこの元首相は、現在ダッカの国際刑事裁判所で審理中の「人道に対する罪」を含むさまざまな罪状で多数の訴訟にも直面している。

tonmoy.wardad@gmail.com


Bangladesh News/Financial Express 20250905
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/acc-seeks-interpol-red-notice-for-hasina-joy-arrests-1757009145/?date=05-09-2025