[The Daily Star]ソモイTVの記者は昨日午後、ダッカの法廷で、反テロ法に基づいて逮捕されたジャーナリスト、モンジュルル・アラム・パンナの保釈審問を取材中、弁護士団に殴打された。
ジャーナリストのアシフ・ムハンマド・シアム氏は、ダッカ首都圏治安判事ハシブ・ウッラー・ピアス氏の法廷内で襲撃された。目撃者によると、事件は午後2時55分頃、モンジュルル氏がヘルメット、手錠、防弾チョッキを着用して法廷に連行された直後に発生した。
モンジュルールさんはヘルメットを外した後、警察に「なぜこんなことをするんだ?私はあなたたちの敵じゃない」と話した。
バングラ・アウトルックの記者ムクタディール・ラシッド・ロメオ氏はモンジュルル氏に、刑務所で拷問を受けたかどうか尋ねたところ、同氏は「いいえ」と答えた。
その直後、弁護士のムヒウディン・モラ氏がムクタディール氏を暴言で罵倒したと報じられ、同記者は、法廷から退去するよう命じられるのは裁判官だけだと反論した。
これに激怒した弁護士はムヒウディン氏に突進し、ソモイTVのサイアム記者が介入して止めに入った。目撃者によると、ムヒウディン氏はその後サイアム氏を殴打した。弁護士と数人はサイアム氏を外に引きずり出し、殴り続けた。サイアム氏は出血していたが、州検察官カユム・ホセイン氏が介入し、保護のために証言台に連れて行った。
ムクタディール氏も法廷から追い出され、暴言を浴びせられた。
混乱のため裁判官は一時法廷を離れたが、午後3時25分に再び法廷に戻った。審理後、裁判所はモンジュルル被告の保釈申請を却下した。
デイリー・スター紙の取材に対し、サイアム氏は「数人の弁護士が何の理由もなく裁判官の前で私を攻撃した。この事件に対する正義を求める」と述べた。
ムクタディール氏は「警察は現場にいたものの介入はしなかった」と述べた。
ムヒウディン弁護士は自身に対する容疑を否認し、「法廷内で誰かを暴行したことはありません」とデイリー・スター紙に語った。
ダッカ弁護士会事務局長サイード・ナズルル・イスラム氏は、現場に出向き、双方の落ち着かせようと努めたと述べた。正式な調査委員会はまだ設置されていないと述べた。
一方、法廷記者連合、法律記者フォーラム、最高裁判所記者フォーラムはこの事件を非難した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250905
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/journo-beaten-lawyers-dhaka-courtroom-3978801
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