ECBは金利を据え置く予定

[Financial Express]フランクフルト、9月8日(AFP):フランスの政治危機が新たな頭痛の種となっているにもかかわらず、インフレが抑制され、米国との関税をめぐる緊張が緩和していることから、欧州中央銀行(ECB)は今週も金利を据え置くと予想されている。

これは、ユーロを採用している20カ国の中央銀行が主要預金金利を2%に据え置く2回連続の会合となる。

今回の利下げ休止は、ECBがインフレ急上昇への対応から苦境に立たされているユーロ圏の支援へと方向転換し、1年以上にわたり利下げを行ってきたことを受けてのものだ。

欧州連合(EU)のインフレ率は安定しており、ここ数カ月は中央銀行の目標である2%付近で推移している。

HSBCのアナリストは木曜の会合に関するメモで「政策金利の変更は大きなサプライズとなるだろう」と述べた。

一方、米国では、連邦準備制度理事会が雇用市場を支援するため長期間金利を据え置いてきたが、ドナルド・トランプ大統領からの継続的な圧力を受けて、今月金利を引き下げると広く予想されている。


Bangladesh News/Financial Express 20250909
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/ecb-set-to-hold-rates-steady-1757348440/?date=09-09-2025