[Financial Express]コロンボ、9月10日(AFP): スリランカ議会は水曜日、新左派政権が導入した緊縮財政策に基づき、マヒンダ・ラジャパクサ前大統領と他の2人を国有邸宅から立ち退かせることを決議した。
アヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領の政党は、元指導者たちに高級宿泊施設や秘書サービスを与えた1986年の法律を廃止する法案を全員一致で承認した。
この法案に反対票を投じたのは野党議員1人だけだったが、同法案は225議員のうち3分の2以上の150票で可決された。
この法案は、最高裁判所が元国家元首の特権を剥奪することは憲法に違反しないとの判決を下した翌日に可決された。
この法案は、今年、ラジャパクサ大統領が度重なる要請にもかかわらず首都の豪邸の退去を拒否したことを受けて成立した。同大統領の政党は、この法案に異議を唱えた請願者の中に含まれていたが、却下された。
1986年の法律では、元大統領らはボディーガードに加えて、政府から燃料が支給される高級車や秘書スタッフを雇う権利も与えられていた。
大統領権利法の廃止により、暗殺されたラナシンゲ・プレマダサ大統領の未亡人ヘマ・プレマダサさんは、1993年に夫が殺害されて以来受給していた年金を失うことになる。
Bangladesh News/Financial Express 20250911
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/sri-lanka-votes-to-eject-former-leader-rajapaksa-from-state-mansion-1757519282/?date=11-09-2025
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