[Financial Express]ペシャワル、9月13日(AFP): パキスタン北西部で土曜日、パキスタン・タリバンの待ち伏せ攻撃により少なくとも兵士12人が死亡したと地元政府と治安当局者がAFPに明らかにした。
2021年にアフガニスタンのタリバンがカブールで政権に復帰して以来、アフガニスタンとの国境地域では過激派活動が再び活発化している。
地元政府当局者によると、午前4時頃、軍の車列が南ワジリスタン地区の町を通過していたところ、「両側から武装した男たちが重火器で発砲し、治安部隊員12人が死亡、4人が負傷した」という。
現場に駐留する治安当局者は死者数を確認し、襲撃犯らが車列の武器を押収したと述べた。
パキスタンのタリバン組織「テフリク・エ・タリバン(TTP)」は、ソーシャルメディアへの投稿で犯行声明を出した。この組織はアフガニスタンのタリバンとは別組織だが、密接なつながりがある。
これはハイバル・パフトゥンクワ州で数ヶ月間で起きた最も多くの死者を出した攻撃の一つだった。同州は2014年に始まった軍事作戦によってTTPが押し返されるまで、TTPが広大な地域を支配していた。
イスラマバードは、隣国アフガニスタンがアフガニスタン領土を利用してパキスタンへの攻撃を開始した過激派の追放を怠っていると非難しているが、カブール当局はこれを否定している。
数週間にわたって、ハイバル・パフトゥンクワ州のさまざまな地区の住民は、TTPの名前が書かれた落書きが建物に現れたと報告している。
彼らは、アフガニスタンから波及した米国の「対テロ戦争」がピークを迎えていた頃の、この地域におけるTTPの支配が再び戻ってくることを恐れていると述べている。
地方政府高官は最近、TTP戦闘員と攻撃の数が増加しているとAFPに語った。
AFPの集計によると、1月1日以降、ハイバル・パフトゥンクワ州と南部バロチスタン州の両方で、同州と戦闘を繰り広げる武装集団による攻撃で、治安部隊員を中心に460人近くが死亡した。
Bangladesh News/Financial Express 20250914
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/taliban-attack-leaves-12-pak-soldiers-dead-1757778611/?date=14-09-2025
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