ガザ地区住民がイスラエル軍の攻撃から逃れる、少なくとも16人が死亡

[Financial Express]ガザ、9月15日(ロイター):イスラエルがガザ市で建物20棟を破壊し、少なくとも16人のパレスチナ人が死亡したと地元保健当局が15日明らかにした。一方、マルコ・ルビオ米国務長官はエルサレムでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と戦争について協議した。

ルビオ氏の訪問は、先週イスラエルが同湾岸諸国に住むハマス指導者を攻撃したことを受けてカタールで開催され、一部は米国の緊密な同盟国を含むアラブ・イスラム諸国による緊急首脳会談と同時期に行われた。

エルサレムとドーハで外交が展開される一方で、ガザ市内の2か所への空爆(1回は2軒の住宅、もう1回は避難民家族が住むテント)により、パレスチナ人の死者数は増え続けた。

目撃者らによると、空襲と地上からの攻撃が数カ所を襲い、パニックが広がり、数千人が路上や広場に設営された野営地から逃げ出したという。

イスラエルは、ガザ市を制圧するための攻撃はハマスを永久に打倒する計画の一環だとし、民間人に対し南の指定された人道支援地域に向かうよう警告した。

しかし、国連や多くの国々は、その戦術は強制的な大量避難に相当し、人道支援地域の状況は悲惨で食糧も不足していると述べている。

「避難がどういうものか知っていますか?それは体から魂を引き抜くことであり、屈辱であり、別の形の死です」と、ガザ市サブラ地区出身で立ち退きを拒否している5児の母親、ガダさん(50)は語った。

「彼らは私たちに南へ行けと言うが、実際に行っても爆撃されないという保証はない。だからなぜわざわざ行く必要があるのか」と彼女はチャットアプリで語った。


Bangladesh News/Financial Express 20250916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/gazans-flee-israeli-blitz-as-at-least-16-killed-1757949639/?date=16-09-2025