[Financial Express]メルボルン、9月16日（AP通信）： オーストラリアの大手銀行の一つは16日、顧客約6万5000人と連邦政府に影響を与えた企業不正行為に対する罰金として、過去最高の2億4000万オーストラリアドル（1億6000万米ドル）を支払うことに同意したと発表した。
メルボルンに拠点を置くANZ（オーストラリア・ニュージーランド銀行グループとも呼ばれる）とオーストラリア証券投資委員会は声明で、連邦裁判所に4件の別々の訴追に対する罰則の承認を求めると述べた。
この罰金は、オーストラリア企業・金融サービス規制当局であるオーストラリア証券投資委員会（ASIC）が企業不正行為に対して単一企業に課した罰金としては過去最高額となる。これまでの最高額は、2022年にシドニーに拠点を置くウエストパック銀行が広範なコンプライアンス違反を理由に課した1億1,300万豪ドル（7,500万米ドル）だった。
「ASICが不当な行為に対して求めてきた記録的な罰金を含め、裁判所に課すことを求めている罰金は、法律違反の深刻さと件数、ANZが顧客を陥れた脆弱な立場、そして重要な問題の是正に繰り返し失敗したことを反映している」とASICのジョー・ロンゴ委員長は述べた。
オーストラリア・ニュージーランド銀行（ANZ）は、死亡した顧客数千人への返金を怠り、数百件の顧客困窮通知に応じなかったことを認めた。対応が2年以上も遅れていたケースもあったと当局は発表した。
銀行は貯蓄金利に関して虚偽かつ誤解を招くような発言をし、数万人の顧客に約束した金利を支払わなかった。
Bangladesh News/Financial Express 20250917
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/australian-bank-anz-to-pay-record-160m-penalty-for-corporate-misconduct-1758037908/?date=17-09-2025
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