[Financial Express]ニューデリー、9月17日(AFP):インドのマオイスト反政府勢力は17日、数十年にわたる紛争を鎮圧するために政府が総力戦を展開したことを受け、「武装闘争」を一方的に停止し、当局との対話に応じる用意があると発表した。
「世界秩序と国内情勢の変化、そして首相、内務大臣、警察幹部からの継続的な要請により、我々は武装闘争の一時停止を決定した」とインド共産党(マオイスト)反政府勢力の報道官は声明で述べた。
「政府との対話を開始する用意がある」と、名前だけを名乗るアベイ報道官は付け加えた。マオイストの発表に対し、政府からすぐに反応はなかった。
インドは、約60年前に毛沢東主義に影響を受けたゲリラ運動が始まったヒマラヤ山脈の麓の村にちなんで名付けられたナクサライト反乱の最後の痕跡に対して激しい攻勢を仕掛けている。
1967年に少数の村民が封建領主に対して蜂起して以来、1万2000人以上の反乱軍、兵士、民間人が殺害された。
アベイ氏はヒンディー語で声明を発表し、同グループは平和活動に「尽力」しており、「国内外の状況が変化しているにもかかわらず、指導者や影響力のある組織との関わりを続けていく」と付け加えた。
インド政府はここ数カ月、来年3月末までに毛沢東主義者の反乱を終結させるつもりだと繰り返し警告している。
政府軍は月曜日、当局から捕獲金約11万3000ドルを出していた「ナクサル派」の高官を殺害した。
同グループのリーダー、ナンバラ・ケシャブ・ラオ(通称バサヴァラジュ)は、5月に政府軍との銃撃戦で他のゲリラ26人とともに死亡した。
2000年代半ば、運動がピークに達したとき、反政府勢力は約1万5000人から2万人のメンバーを擁し、国のほぼ3分の1を支配していた。
しかし、反乱軍は近年著しく弱体化しており、昨年以降、同グループの最高司令官を含む400人以上の反乱軍兵士が殺害されている。
Bangladesh News/Financial Express 20250918
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/ready-for-talks-with-authorities-1758121426/?date=18-09-2025
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