[Financial Express]ロイター通信によると、冷え込む労働市場を支えるために米連邦準備制度理事会が利下げを行うとの期待から、高利回りの新興国債券への需要が高まり、アジア債券は8月に3か月ぶりに月次で海外からの資金流入を集めた。
インド、インドネシア、タイ、マレーシア、韓国の規制当局や債券市場協会のデータによると、海外投資家は先月、アジア債券を3億1100万ドルの純購入額で買い越した。これは5月以来初の月間純購入額となった。
FRBは水曜日、労働市場へのリスクの高まりを理由に昨年12月以来初めて金利を引き下げ、失業率の上昇や労働時間の減少、その他の弱さの兆候が現れていることから、今後さらに金利を引き下げる可能性を示唆した。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のアジア調査責任者クーン・ゴー氏は「2026年3月までに累積で125ベーシスポイントの利下げが行われ、フェデラルファンド金利は3.25%になると予想している」と述べた。
ゴー氏は「米国の金融政策姿勢がより緩和的になれば、中国を除くアジアの通貨と資産市場を支えるはずだ」と述べた。
投資家は先月、インド国債を7億7300万ドル、マレーシア国債を7億2100万ドル購入し、両市場における2か月続いた売り傾向に終止符を打った。
しかし、韓国、インドネシア、タイの債券からは先月、それぞれ4億4,700万ドル、4億ドル、3億3,700万ドルの海外からの流出があった。
Bangladesh News/Financial Express 20250919
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/foreigners-snap-up-asian-bonds-in-august-after-two-month-hiatus-1758217957/?date=19-09-2025
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