[Financial Express]ナイロビ、9月19日(ロイター):ケニアの貿易大臣はロイター通信に対し、米国との貿易協定が年末までに締結される見込みだと語った。今月期限を迎える既存の地域貿易協定が更新されない場合、この動きが主要市場への輸出の足かせとなる可能性がある。
リー・キンヤンジュイ貿易大臣の発言は、双方にとって貿易協定締結のタイムラインを示唆する最初の兆候となった。もし合意が成立すれば、サハラ以南アフリカの国と米国の間では初の合意となる。
「それは彼ら(米国)次第だが、我々の見解としては年末までには何らかの合意が得られるはずだ」とキニャンジュイ氏は木曜遅くのインタビューで語った。
米通商代表部のジェイミーソン・グリア代表は、合意の状況や時期についてのコメント要請に応じなかった。
キニャンジュイ外相は先月ワシントンでグリア外相と会談し、相互貿易協定に向けた協議開始で合意した。その後、今後の会談や交渉ラウンドについては発表されていない。
ドナルド・トランプ大統領による4月の関税一斉導入でケニア製品に10%の関税が課され、また、対象となるアフリカ諸国に対する無税貿易プログラム「アフリカ成長機会法(AGOA)」が9月末で失効する可能性が出てきたことで、ナイロビの取り組みに新たな弾みがついた。
昨年、米国に7億3,700万ドル(総輸出額の10%)相当の商品を輸出したケニアは、市場アクセスの確保を目指して8月に貿易交渉を再開し、トランプ大統領の最初の任期中の2020年に開始されたプロセスの終結を目指している。
ジョー・バイデン大統領の政権下では非関税障壁の撤廃を目的とした貿易投資パートナーシップに関する新たな協議が開始されたが、トランプ大統領が今年1月に大統領に復帰する前には完了しなかった。
Bangladesh News/Financial Express 20250920
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/kenya-seeks-to-strike-us-trade-deal-by-year-end-minister-says-1758300042/?date=20-09-2025
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